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伝統的技法で制作している日本古来の着せ替え人形。市松人形などを紹介。

人形関連用語

佐野川市松(さのがわいちまつ)
歌舞伎俳優。初世。京都に武士の子として生まれ、四条南側芝居の出方甚蔵の養子となる。幼名甚之助。子役から若衆形に転じ、寛保元年「高野心中」の粂之介の役で用いた衣装から市松模様が流行。容貌すぐれ、若女形としても活躍。(1722〜1762)
由来(ゆらい) 公家(くげ)
物事が、それをもとにして現れ出ること。また、そのよってきたところ,ことの起こり,いわれ,来歴,由緒。 天皇をいい、さらに天皇を中心とする朝廷をいう。 また、朝廷に仕える人々のこと。公家衆。
終生(しゅうせい) 江戸時代(えどじだい)
生命の終わるまでの間。一生。一生涯。終身。「御恩は終生忘れません」 慶長8年徳川家康の江戸開幕から、慶応3年徳川慶喜の大政奉還までの約260年間をいう。徳川時代。(1603〜1867年)
御湯殿上日記(おゆどののうえのにっき) 室町時代(むろまちじだい)
室町時代、清涼殿の御湯殿の上に奉仕する女官が交代でつけた日記。なかには天皇の書いた部分もある。文明九年から近世までのものが伝存。御湯殿上記。御湯殿記。御浴殿記。 日本史の時代区分の一つ。足利氏が政権を握り、京都室町に幕府を開いた時代。ふつうは足利尊氏が建武式目を制定した延元元年から天正元年15代将軍義昭が織田信長に追われるまでをいう。(1336〜1573年)
天児(あまがつ) 埴輪(はにわ)
守りとして幼児のそばに置き、凶事を移し負わせる形代(かたしろ)の役をさせる人形。木や竹で丁字形を作り、首をすげて衣装を着せる。後世、絹の縫いぐるみで幼児の這う姿をかたどった這子(ほうこ)もいう。 古墳墳丘上に立て並べた素焼の土製品。古墳に供えた器台、壺などが儀器化し、埴輪が発生したという説が有力。円筒埴輪・形象埴輪に二大別され、形象埴輪は家形・器具器材・動物・人物など多様。
   
桐塑(とうそ) 胡粉(ごふん)
桐のおが屑を「ふのり」で固めた物。人形の土台などに使う。この桐塑を型に詰め乾燥させて張り形をつくる。張り形が人形の土台となります。 蛎(かき)の貝殻を原料とした粉末状の材料。人形の肌などを塗る時に使用します。日本画にも使用します。
人毛(じんもう) 膠(にかわ)
字のとおり、人の毛を頭髪の材料にしています。消毒や染色など加工をしてあります。最近では、ほとんど海外から輸入をしているようです。 動物の皮、腱、骨、結合組織などを水で煮沸し溶液を濃縮,冷却,凝固してつくったゼラチン。接着剤、写真乳剤、製紙、染色など広く用いられます。
面相(めんそう)  
眉毛唇など顔の細部を描く作業のこと。顔に現れた様子。顔の有様。  
 
爪切(つめきり)
「爪の形を彫刻 (切り出し) してある」という意味です。爪を描いてあるだけの人形にくらべ、 指を曲げるなど手足の表情などを詳細にしてある人形です。
爪を彫刻 描き爪
爪切り 描き爪

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